











なかにし礼:(以下”礼”)今日は”韓流”と言う事で話してみたいと思います
韓流というのは日本では日本だけのブームではなくていまや世界を席巻している大きな流れであると言うことをちょっと(語尾聞き取れず)
スタジオ大和田獏ほかうなずく
(ペ映像が背景に流れる)
ナレーション(以下”ナ”):2003年にテレビで放映されブームになった「冬のソナタ」そして”ヨンさま”、以来とどまるところを知らない韓流
先週土曜日にはあの”涙の女王’ことチェ・ジウさん主演の恋愛映画「連理の枝」が公開
さらに韓国に社交ダンスブームをおこしたと言う「ダンサーの純情」も同じ日に封切られました
一時的な現象でなく日本にすっかり定着した韓流(バックに”去年に本公開された映画61本”という文字)
それどころか今世界においてこの韓流こそが注目される大きな存在になっているのです
大和田獏(以下”獏”):今やもう世界的だと?
礼:そうですね、あのね、えー韓流は大体始まったのはこの「シュリ」からですね(フリップ見ながら)


シュリ、JSA,チング、って言うあたりから始まり
日本ではやはり「冬のソナタ」冬ソナのヒットがまあエーとにかく大きかった(スタジオ内同意)
それでなんかねえ、恋愛映画って言うのかな
日本人から見ると”「君の名は」の焼き直しだよ”とかまあ言って気持ち落ち着けていたんだけどそんなことでは済まなくてどんどんどんどん(笑)
(フリップさしながら)「猟奇的な女(発言どおりw)」から「悪い男」「ブラザーフッド「オールドボーイ」「僕の彼女を紹介します」・・・
今言ったのは僕が見た映画ですよ
「大統領の理髪師」「同じ年の家庭教師」「大変な結婚」ね。
そして「私の中の消しゴム」「ダンサーの純情」「トンマッコルへようこそ」とこうくるわけ
これ全部ね、国際的に評価を受けてるんですよ映画祭とかなんかでね
で、韓流ブームはね、いま我々はもうすっかりなじんではいますけど、
アメリカ、イギリス、そしてフランスの若者たちはじゃあ韓流ブームの映画を見ないでいったい何を見るかというとそれほど素晴らしい映画なんかはもうないわけ
アメリカの映画はもうほとんど飽きられてるしそのワンパターンの中で作られてる
で、どの国でもこの韓国映画ってのはもうビデオ屋でもどこでもね、もう長蛇の列なんですよ
獏:なぜそんなにその受けるんですかね
礼:それはね、やっぱり実に物語の作り方が実に面白い、そして役者もうまい、監督もいいって言う事なんですがっ
じゃあなぜそうなったかと言うことを僕ね、やっぱり一生懸命見ながら映画を見ながら考えてたんですけどね
結局ね、この「JSA」から始まってこの映画の面白さのね底辺に潜んでるのは何かって言うと
やっぱり韓国の南北に分断された1950年のあの戦いから分断されて56年たって今世紀になりましたね50年以上たって
その事でね彼らが味わった悲しみ、そしてまた喜怒哀楽のね、さまざまな幅、感覚とかね、美意識とかさまざまな物がね
どれだけ拡大され、そして磨かれ、でウィスキーのように蒸留され、寝かされてね(机をたたく音)
やっとね、それがいい味わいの酒となって今ここに花開いたんだと思うんですよね
そのね、その明らかな証拠はこ「JSA」っていうこれも南北の中間地点にある安全地帯にでの話であり、
今度「トンマッコルへようこそ」って映画なんですが(「獏:今年ですね」と合いの手)うん、これなんかもね、韓国で800万人動員してるんですよね
4000万人の国で800万人ですよ、と、これもね、南北問題を取り扱ってるんですよ
そういうのを見ると、いかに南北のこの引き裂かれた同族の戦いってのが彼らにとって傷が深いか
またそれを彼らがどう克服して現在に至ってるか、っということがわかるんですね
アナウンサー:ハリウッドでリメイクされるものも多いんですね(スタジオ内同意、礼:いっぱいありますね)
日本もがんばらないと(獏:がんばらないとね)
礼:でね、日本は南北問題なんてものはもともとなかったし、満州問題、第2次世界大戦といった物をもっとね、やはりこのー
それを克服するって(聞き取れない)受け止めて(獏:消化して)消化して作品にしていくって作業を本当はもっとやらないといけない
川村:監督と俳優もだからその辺きちっと息が合ってるんでしょうね
礼:素晴らしい、本当に
獏:と言う事で世界的な韓流と言う事でした




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