◆「共同体主導」を宣言 ASEANと日中韓首脳 (共同)
<引用開始>
【クアラルンプール12日共同】
東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議が12日、小泉純一郎首相が参加してクアラルンプールで開かれ、将来の「東アジア共同体」の構築で「ASEANプラス3」の枠組みが主導権を握ることをうたった「クアラルンプール宣言」に調印した。
東アジア共同体は政治、経済、安全保障の幅広い分野の協力を目指す地域統合。宣言は、中国が影響力を行使しやすいASEANプラス3(13カ国)が共同体の中核となることを明確に打ち出し、共同体の補完的役割にとどまると位置付けられた14日の第1回東アジアサミット(16カ国)との役割の差が鮮明になった。
小泉首相は鳥インフルエンザ対策でアジア諸国向けに総額約1億3500万ドル(約163億円)の支援を提示した。
<引用終了>

議長国のマレーシアがやけに支那畜に擦り寄った発言を繰り返していたので心配してましたが、支那畜のご希望通りの結果になったようです。
東アジアサミット主体になるとASEAN+3にインド、オーストラリア、ニュージーランドが加わるため、経済的、軍事的にも影響力を強く行使できる東南アジア諸国と属国の寒酷等とは違い支那畜が経済、武力などでプレッシャーをかけて言う事をきかせ難い。
だからこそASEAN+3で将来の東アジア共同体構想の中心にしたかったのでしょう。
もともと東アジアサミット中心構想を推し進めてきたのは支那畜で、だからこそアメをはずしたりと工作してきたのでしょうが、インドなどの参加が決まったとたんASEAN+3主体の構想にあっさり変えたわけですな
<参考、[東アジア外交]「変化を見据えた戦略が大事だ」>(讀賣社説)
ちなみにASEAN加盟国は以下の10ヶ国()内は加盟日
インドネシア (1967年8月8日)
シンガポール (1967年8月8日)
タイ (1967年8月8日)
フィリピン (1967年8月8日)
マレーシア (1967年8月8日)
ブルネイ (1984年1月8日)
ベトナム (1995年7月28日)
ミャンマー (1997年7月23日)
ラオス (1997年7月23日)
カンボジア (1999年4月30日)

地図は外務省ホームページのものに着色を施しました。
ブルネイとシンガポールは面積が小さいので見つけづらいかもしれません。
このあたりの国はもともと支那畜と国境紛争があったり支那畜の不法滞在者問題があったりで華僑中心のシンガポール以外はそれほど親支那畜ではないようです。
しかしながら上記地図を見れば分かるように地理的に見ても支那の庭先
おそらくウォン経済圏に組み込まれてしまっていると思われます。
基本的に中進国、発展途上国が多いので現在好景気の支那畜と争うメリットはあまりないでしょうね。
またASEAN各国が日本と問題がおきたとしても、日本から武力で脅されることはありえません。
ですが支那畜はまったく逆です。ことが起きれば必ず武力に物を言わせる鬼畜どもです。
このことはベトナムなどはよく知ってるでしょうね。
ちなみにASEAN参加各国に対して最大の援助をおこなってるのはたいていは日本です。
また、貿易相手国としても日本はたいていトップクラスですね。
とりあえず外務省のサイトから拾ってきたデータ配下のとおり
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◆フィリピン
輸出相手国2位、輸入相手国1位は日本
1.日本の援助実績(03年までの累計、E/Nベース。技協はJICAベース) (1)有償資金協力:20,326.74億円(うち03年0.00億円)
(2)無償資金協力:2,495.81億円(うち03年52.99億円)
(3)技術協力実績:1,659.14億円(うち03年67.17億円)
2.日本の対比援助における重点分野(「国別援助計画」より) (1)持続的成長のための経済体質強化及び成長制約要因の克服
(2)格差の是正(貧困緩和及び地域格差の是正)
(3)環境保全及び防災
(4)人材育成及び制度造り
3.主要援助国実績(00年、支出純額合計502百万ドル) (1)日本(62.4%)(2)米(15.4%)(3)豪(6.2%)(4)蘭(5.0%)
4.その他 対フィリピン援助額は日本二国間ODAの第3位(03年暦年)、累計ではインドネシア、中国に次いで第3位(支出純額102.8億ドル)。また、日本はフィリピンにとって最大のドナー国。
◆インドネシア
輸出入相手国はともに日本が一位
1.日本の援助実績
(単位:百万ドル、カッコ内は全体におけるシェア) 2003年(暦年)支出純額ベース
(1)無償資金協力 82.36(4.85%)
(2)技術協力 120.66(4.24%)
(3)政府貸付等 938.76(63.89%)
(4)二国間援助計 1,141.78(18.99%)
2.主要援助国
(2002年) (1)日本 46.3% (2)米国19.4%(3)オランダ11.0%(4)ドイツ6.7% (5)オーストラリア6.1%
◆カンボジア
輸出相手国で、「米、独、英、シンガポール、日本」で5位、輸入は不明
1.我が国の援助実績(いずれも03年までの累計)
(1)有償資金協力 約65億円
(2)無償資金協力 約954億円
(3)技術協力 約306億円
2.DAC内主要援助国(02年)(括弧内は援助額。単位:百万ドル)
日本(98.6)、米(44.4)、仏(24.6)、豪(21.6)、独(18.4)
◆シンガポール
輸出入総額でマレーシア、米に次ぎ第3位
経済協力
1.我が国の援助 (1)有償資金協力 127.4 億円(72年度まで)
(2)無償資金協力 31.17億円(87年度まで。以降なし。)
(3)技術協力実績 239.88億円(98年度まで)
2.
94年より、援助国家に成長した「シ」を支援するため、Japan-Singapore Partnership Program(JSPP)を実施。また、97年より、実際に共同で第三国に対する研修協力支援 Japan-Singapore Partnership Program for the 21st century(JSPP21)を開始した。
○ JSPP21(Japan-Singapore Partnership Programme for 21st Century)
「21世紀のための日本・シンガポール・パートナーシップ・プログラム」
経協卒業国であり、技術協力についての開発援助実績を有しているシンガポールと従来の南南協力とは異なり、イコール・パートナーシップに基づき共同して途上国支援を行うもの。平成15年度には、アジア太平洋諸国、ASEAN等を対象として行った。具体的には、SARSに関する特別セミナーのシンガポールでの開催、シンガポールがASEAN新メンバー国に持つ技術協力センターを活用した研修のカンボジア、ラオス、ミャンマーでの実施等があげられる。
◆タイ
主要貿易相手国(2004年)
(1)輸出 1.米国 2.日本 3.中国 4.シンガポール 5.マレーシア
(2)輸入 1.日本 2.中国 3.米国 4.マレーシア 5.シンガポール
1.日本の援助実績
(1)有償資金協力 448.52億円(2003年度、E/Nベース)
(2)無償資金協力 4.3億円(2003年度、E/Nベース)
(一般無償資金協力については、93年度を以て卒業)
(3)技術協力実績 42.96億円(2003年度、実績ベース)
2.主要援助国(2002年) (1)日本 (2)米国 (3)デンマーク (4)豪州 (5)スウェーデン
◆ブルネイ
貿易相手国(2003年)
(1)輸出 日本(41%)、韓国(11%)、タイ(9%)
(2)輸入 シンガポール(20%)、マレーシア(20%)、米国(12%)、日本(10%)
経済協力
1.概要 技術協力を中心にODA協力を実施してきたが、96年1月、ODA卒業国となったため、98年度をもって終了。
2.98年度までの実績 技術協力:39.28億円(研修員受入:1,134人、調査団派遣:114、調査団派遣:237人、 機材供与:4.163億円、プロジェクト技協:2件、開発調査:5件)
◆ベトナム
貿易相手国(2002年)
(1)輸出 米国、日本、中国
(2)輸入 中国、日本、台湾
経済協力
1.日本の援助実績(2003年度実績額) (1)有償資金協力 約793億円
(2)無償資金協力 約56億円
(3)技術協力 約55億円
2.DAC内主要援助国(2002年) (1)日 (2)IDA(国際開発協会) (3)ADB (4)仏
○DAC=開発援助委員会 (DAC: Development Assistance Committee)
◆マレーシア
貿易相手国(2004年)
(1)輸出:米国(18.8%)、シンガポール(15.0%)、日本(10.1%)
(2)輸入:日本(15.9%)、米国(14.5%)、シンガポール(11.1%)
経済協力
1.日本の援助(2003年までの累計、支出純額ベース) (1)有償資金協力:9,617億円
(2)無償資金協力:122億円
(3)技術協力:1,011億円
2.主要援助国ODA実績 (2001年、支出純額ベース)
(1)日本(13.1百万ドル)、(2)デンマーク(10.8百万ドル)、(3)ドイツ(4.1百万ドル)
◆ミャンマー
主要貿易相手国(額の順、2002年度)
(1)輸出 タイ、中国、インド、米、シンガポール、日本
(2)輸入 シンガポール、中国、マレーシア、タイ、日本
主要援助国(2001年、支出純額ベース)
(1)日本 (2)米国(3)ノルウェー (4)豪州 (5)オランダ
◆ラオス
貿易相手国 タイ、ベトナム、中国、日本
経済協力
1.日本の援助実績
(1966年度より2001年度まで) (1)有償資金協力 130.94億円(2001年度40.11億円)
(2)無償資金協力 881.18億円(2001年度70.03億円)
(3)技術協力 292.19億円(2001年度44.86億円)
2.主要援助国(2001年) (1)日本 (2)スウェーデン (3)独 (4)仏 (5)豪州
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正直こう改めてデータを見てみると、日本て援助大国なんだなぁと改めて思う。
しかしここまでやった相手国が日本に対しての対支那畜の協力を得られないというのはなんだかねぇ(苦笑)
データはすべて最新のものというわけでは無いですから、この数年の支那畜の経済状況の具合から見ても各国の貿易、支援にだいぶ比率が高まってるのは想像できますけど。
これでは「恩知らず」とそしりたくなる人がいても理解できます。
でも、軍事大国な上に覇権主義の真性DQN国家(支那畜)が近くにある中小国家たちが、この弱肉強食の世界を生き抜くためには信義だけではやっていけないのも自明の理。
言い方は非常に悪いですが(悪意はないです)世渡り上手の貧乏人が世間知らずの金持ちのボンボンに上手く泣きついて生活費をいただいてるって感じでしょうか。
ただ、多大な税金を使って支援しているのは最終的に日本の国益にかなうからであるはず<援助
もっと上手く活用しろと言いたいところです。
だから害霧省からODA扱う仕事を取り上げるって話になっちゃうんだよねw
関連エントリ;害無笑ぴんち!(・∀・)ニヤニヤ
さすがに害霧省もケツに火がついたのか、最近はちゃんとマトモに動いてます
◆日本のODA、来年1千億円超[経済]
今までの八方美人のやり方から、国益重視で必要なところに手厚く援助する方向になってきてるようです。
これをもっと早くやってれば今回のASEAN+3の首脳会議の結果も変わってきたかもしれないのに・・・
結局、この問題も過去のヘタレ閣僚、官僚どもの尻拭いかもしれませんね。
それと見逃していけないのは、いわゆる発展途上国といわれる国々でよくある即物的な考え方かもしれません。
日本の経済援助は基本的に長期視野に基づき、援助国が自立していけるようにするためのプログラムになっています。
つまりは即効性はありません。つまりは分かりにくい。
だが、その辺支那畜は違います。
奴らは相手国がどうなろうと知ったことではないのです。自国の利益に沿うようにするために金をばら撒きます。
手っ取り早く言えば、権力者に色々掴ませるわけですね(*゚д゚) 、ペッ
そして相手国に食い込む。特に中東、アフリカなど資源国でよくやる手です。
もぐりこんだら支那企業が入って開発開始。技術者も労働者も支那畜がやってくる。
現地人はあまり活用されません。
某テレビのドキュメントで見た時など料理人まで支那畜から来てた位です。
つまり儲かるのは権力者と支那畜のみ。まったくもって最低です。相手国のインフラにはほとんど役立ちません。
日本のODAでも、よく日本企業が現地の仕事を請けるので地元には利益が落ちないといわれますが、日本企業の場合労働者は現地のかたがたが中心、そして技術供与にもなるので相手国の技術向上にも役立ちます。しかし地元権力者、有力者には余計な金が落ちにくい。
よって、それらの国は親支那畜になりがちです。おまけに独裁国家だろうがなんだろうが武器供与も平気でするし
日本の常任理事国入りを目指した時に支那畜に同調して反対票を投じた国の多くはこのパターンでしょう。
しかも、これら支那畜が援助している金の出所の少なくとも一部は日本が支那畜に出しているODAなのは疑いありません。
自分で自分の首を締めてどうするんだよ
だから害霧省はぽんこつだって言われるんだ!
悲しい話ですが、発展途上国のかたがたにそういう傾向が多いのは事実。
ようはまだ国全体の教育レベルが上がりきっていないので民度がさほど高くはないのでしょうね。
特にアフリカなどでは独裁、軍事政権などの非民主的な国が多いのも原因でしょう。
だからこそ、支援をする国は援助する相手国の未来も見据え、汚職があるならなくす方向で動いていかねばなりません。
だが、支那畜地自身が汚職超大国ですからどうしようもないですね_| ̄|○
<データ参照>
外務省ホームページ
マレーシアは華僑勢力が強く、昨今特に
政界での親支那化が顕著です。
更にタイは王女が支那に留学し親交を深めている為、かなりの親日国だったにもかかわらず
反日的な人間も増え、支那よりになってきてます。
フィリピン、マレーシア、インドネシアからは
海自の守備範囲拡大等を提案されていたが
(支那の南沙諸島他周辺海域への侵略と侵攻のため)
放置した結果支那の軍事的脅威に屈した結果となった。
以下ちょっと文体変わります。
はっきり言って支那の軍事的脅威は東亜諸国にとっては現実的にかなりのウェイトで
昨今もち始めたばかりの日本のそれとは意識にかなりの差がある。
抑止力になりえる軍事力をもちえている国が
一つもない。
暴走を抑え、支那の中華主義に歯止めを掛けるには防衛軍(自衛隊の格上げ)を保持しまともな軍事力を保持する日本(形上)か、アメリカ、インドを巻き込んだ国連で言う集団的自衛権の担保が必要である。
間違いなく国連は介入させないだろう。
この状態で加盟各国が対等な発言権がもてる訳がない。
このままじゃ本当に日本だけでなくほかの国も
華夷秩序に飲み込まれ言われるまま蹂躙されてしまう。
動けるのは日本だけなのに
ホント日本は外交が下手。
こりゃ役立たずの貯金箱扱いされても仕方がない
と言わざるを得ない。
はっきり言ってこのまま中華の謀略のまま事が進むならその責任の一端は日本にある事になる。
こちらこそTBありがとうございます。
楽しみに拝見させてもらってます♪
今回の記事の関連で色々調べてみると、特に1990年前後から東南アジア諸国と支那畜の関係に際立った変化があるように感じます。
マハティール首相がアジア共同体の構想に言及しだしたのも90年ですし。
で、支那の動向を見てみれば89年から江沢民政権になってます・・・これが大きな原因なんでしょうね。
支那畜の現実的脅威から守るための構想だったと見て問題ないように思います。
だが、当時の日本首脳部の無定見さが逆の結果をもたらしてるのは情けない限りですね。
そしてその頃の日本は、海部、宮沢時代で、その後自民が野党に堕ちて国民新党、自社魁の連立となる混乱期です。
社民に票を入れてたハンパサヨク思想の当時のオレには何も言える筋合いは無いのかもしれませんけど_| ̄|○
この後、村山政権などで支那畜に媚びる輩が大量発生してた事実を鑑みるに、日本首脳部の無能さは目にあまります。
今からどこまで挽回できるか分かりませんが、小泉以降もぶれずにやってほしいものです。